てらネットEN 自助グループ(現在活動休止中)

趣旨
てらネットENが2004年10月19日に設立されて以来、不登校やひきこもりの方々からさまざまな電話相談・メール相談を受けてきました。その中で「人との関わりが持てる場所がない」「出かけたいがどこに行ったらいいかわからない」といった相談が多く寄せられました。
そこで、てらネットENでは、当事者たちで同じ仲間(友達)が集え楽しく過ごせる居場所をお寺の中につくれないかと考えました。
この自助グループの特徴は、お寺が持つ固有の雰囲気が当事者の癒しになるのではないかということ。また、当事者だけではなく、お坊さんがいたり、お墓参りの人がいたりと、さまざまな出会いがあることです。

場所今年3月に開かれた「青少年電話相談入門講座」の様子。今回は「青少年電話相談実践講座」を開催します。
光明寺(東京都港区虎ノ門3-25-1:地下鉄日比谷線「神谷町」から徒歩1分/都営三田線「御成門」から徒歩10分)     

         

開催日時
原則毎月第4水曜日に開催しています。

詳細な日時は、シンシアのブログhttp://teranetself.cocolog-nifty.com/をご覧下さい。お寺の行事や、祝祭日が重なる場合はそのつど日程を決めて、日時の変更を事前にHPでお知らせします。

時間:午後2時から5時(この時間内ならいつ来ても帰っても大丈夫!)

参加費
無料

内容           
参加者が主体的に作り上げていく会にしたいと思います。だから何をやるかはその日次第!おしゃべりもよし、ゲームもよし、何をやりたいかをみんなで決めましょう。おしゃべりしたりするのが苦手な人はお寺を散策してもいいし、その場の雰囲気を楽しむだけでOK!お坊さんの話も聞けますよ!

お問合せ先
てらネットEN事務局 電話03-3541-6746 e-mail  teranet@zenseikyo.or.jp

ひきこもり状態にある方のご家族のためのセミナー
「寺子屋ふぁみりあ」

ひきこもり状態にある方のご家族(親御さん)が明るくなって希望が持てることを願って今年度もセミナーを開催します。現場経験の豊かな講師を迎えて、自らの経験を交えたお話をしていただきます。  また、語り合いの時間をもちます。きっと共通する問題を抱えているからこそお互いに理解できることもあるでしょう。そして、寺院の静かで穏やかな空間で、みなさん一緒に読経などもします。 ひきこもり状態にある方のご家族を対象としたこのセミナーにご参加(受講)を希望される方は、事前に1ヵ年単位で受講のお申込(ご登録)をしていただきます。お申込は全青協事務局(電話 03−3541−6725)にてお受けしております。定員に達し次第お申込はお受けできませんので、あらかじめご了承ください。 なお、このセミナーは、ひきこもり状態にある方のご家族のみご参加(登録)の受付をさせていただきます。

共催 公益財団法人全国青少年教化協議会、浄土真宗本願寺派「御同朋の社会をめざす運動」東京教区委員会

会場 築地本願寺 聞法ホール (東京都中央区築地3−15−1) 

開催日時(予定)月1回の開催 2015年5月7日(木)、6月4日(木)、7月2日(木)、8月6日(木)、9月3日(木)、10月1日(水)、11月5日(木)、12月3日(木)、2016年1月7日(木)、2月4日(木)、3月3日(木)いずれも午後1時から午後4時まで  

特徴 このセミナーには、次の3つの要素があります。 一つは、現場経験の豊富で、高い専門性を有する方を講師に迎えての講演があります。それによって、「ひきこもり」の問題についての理解し、今後の対応について学んでいただきます。 二つ目に、グループトークの時間を設けます。同じ問題を抱えたご家族と講師とが話し合うことで、ご家族の共感も生まれ、お互いの気持ちの不安や負担が軽減されることを願っています。 三つ目に、寺院のもつ静かで穏やかな雰囲気の中で、瞑想や読経を参加者一同でおこなうことで、ご家族のお気持ちが元気になることを目指しています。  

参加費 無料 

定員 70名(ご参加については1ヵ年度単位でのご登録となり、お申込は定員に達し次第締め切らせていただきますので、参加ご希望の方はお申込をお早めにお願いいたします。お申込先は全青協 電話03−3541−6725 で受け付けております。なお、ご登録のないご参加はご遠慮いただいております)

寺子屋ふぁみりあ活動報告

ひきこもり状態にある方のご家族(親御さん)のためのセミナー「寺子屋ふぁみりあ」の活動報告や、講演予定、チラシなどを掲載しています。アドレスはhttp://www.terakoya-familia.org/

シンシアの活動(休止中)

◆参加することで安心感を

 この自助グループは、「共通の困難を抱えているひきこもりの当事者同士が支えあい、それぞれのあり方で前進しようとする自主運営グループ」のことです。事実を語り共感し合い、お互いの経験などを分かち合う場です。グループ内ではみな対等の立場で話をし、相手の話を聴き合います。

 この会に参加することにより、得られるのは、安心感だと考えています。なぜなら、お互いが自分自身のこころを開示することによって、他の人を受け入れ易くなるからです。

 また、会を運営するスタッフは、ひきこもり・ニート経験者が男女5名おり、どのように彼らが立ち直っていったのか、経験を参考にしながら安心して語り合うことができることもポイントです。また、お坊さんが必要に応じてスタッフをサポートしています。

◆ある日のシンシアの様子

 その日の開催は、小雨の降りしきる中、静かなスタートとなりました。お寺が会場ということもあるせいか、参加者・スタッフもかなり緊張した感じがありました。参加者の集まりぐあいもばらばらで、若干開始時刻を遅らせてはじめました。

 まず、てらネットEN発起人・全青協主幹の神仁が、参加者に「お互いがつながりの中で生き、そして支え合っていくことの大切さを感じましょう」と話しました。その後、お互いの緊張をほぐすためにアイスブレイクを行いました。

 立ったままみんなで輪をつくり、目をつぶってゆっくりと前に進み、ぶつかった人と次々に握手をしていきます。何人もの相手とふれ合っていくうちに、参加者からは次第に笑みがこぼれるようになりました。

◆雑談から切実な話題へ

 緊張感が和らいできたところで、円を描くように丸く座り、それぞれが簡単な自己紹介を行いました。参加した動機やこの会でやりたいこと、望んでいることなどを順番に話してもらいました。 

 次に、これといったテーマを決めるのではなく、お茶を飲みながら自由に話を進めました。たまたまスポーツなどの話題があがり、ある参加者は、大リーグの松井選手やイチロー選手などがなぜ成績不振になったのかといった、野球についての詳細な話を提供してくれました。

 そして話の流れで、次第に参加者からポツポツと自分の今おかれているひきこもりの現状について、聴くことができました。たとえば、自分の年齢が40歳近くなってきて、なんとか40歳前には立ち直りたいことや、家族や仕事(就労)の話にまで及びました。参加者の話を聴いていると、「なんとかこの現状を打破したい」という、切実な気持が伝わってきました。

 途中、スタッフとして参加している女性のひきこもり経験者が、自分の過去について話をしてくれました。数年前に生死を左右するほどの病にかかり、手術を受けたこと。そして、死の恐怖から、どのように立ち直っていったのか。家族や兄弟のありがたさ、いのちの不思議さ尊さ、人とのつながりをその時にやっと実感できたことなどを語ってくれました。

 彼女の話を聴いて、参加者の多くがうなずいていました。きっと自分自身の経験と重なる部分があったのでしょう。

◆人とのつながり合いを実感

 会の最後に参加者は円を描くように座ったまま、両隣の人と手をつなぎました。そして握手をされたら隣の人に握手をリレーしていき、みんながつながり合っていることを実感し、この日の会は終了となりました。

 今後も多くの方々が自立にむけて大きな一歩を踏み出せることを切に望み、メンバー一同会場にてお待ちしています。開催は原則的に、毎月第4水曜日の各午後2時からの開催予定。誰でも参加できる会ですので、参加ご希望の方、詳細を知りたい方は、てらネットEN事務局03(3541)6746までお問い合わせください。てらネットENとしては、今後一つでも多くのお寺で自助グループが開催されるよう願い、活動を支援していきたいと思っています。

 また、てらネットENの活動や不登校・ひきこもりについての対応方法などをまとめたリーフレットも配布しておりますので、あわせてご利用ください。

就労支援プログラム「ご縁つながり隊」スタート!

 てらネットEN(縁)自助グループ「シンシア」では、2007年3月から、就労支援のためのプログラム「ご縁つながり隊」をスタートしました。

 現在行われているプログラムの詳細に関しましては、シンシアのブログをご参照下さい。http://teranetself.cocolog-nifty.com/